[Kuser] 運営系MLの設置について(was: Re: OSC の報告)

Daisuke Kameda daisuke @ kde.gr.jp
2010年 9月 20日 (月) 14:25:33 UTC


亀田(Daisuke)です。

松本さん、いろいろご説明頂き、ありがとうございます。

とりあえず、運用系MLを設置するまでの間、
一時的にこのままここで議論を継続します。

2010年9月20日5:14 Satoru Matsumoto <helios_reds @ gmx.net>:
>
>> 英語は決して得意ではないので、
>> http://opensource.com/business/10/9/are-you-building-a-community-or-a-club
>> の意図を十分に理解出来ているかは怪しい部分もあるのですが、もしかして、松
>> 本さんは ML の話ではなく、スタッフ制度の是非についての話をされていますか?
>> ちょっとそのあたり ML の話なのか、もっと根本的な運営体制に関する話なの
>> か、主題がごちゃごちゃになってきているような気がしたので、ひとつ前のメー
>> ルは「議論が横道にそれてません?」と言うつもりで書いたのですが、むしろ私
>> 自身がそのあたりをさらにごちゃごちゃにしてしまったかもしれません(^^; 失
>> 礼しました。
>
> 横道のように見えてしまうかもしれませんが、実は関係の深い話なので出してる
> 話題です。
>
> 組織や体制を作る場合、まずは Principle (基本方針、理念) を固め、そこから
> ルール、実際に運用していく上での細かい手順へとブレイクダウンしていくのが
> 常道です。 細かい手順から先に決めていってしまうと、結局矛盾だらけのシス
> テムが出来上がってしまい、混乱を引き起こしていくことになります。
> Principle というのは「立ち返るべき原点」で、どうすべきか迷った場合にはそ
> こに戻って考えられるよう、皆が共有しておく必要のあるものです。

組織論として、仰るとおりだと思います。

また、openSUSEプロジェクトのようなスタイルが
オープンソースプロジェクトが成功するための方法として
一つの妥当な方法論だとも思います。

どういったバランスにするのかは、仰るとおり、
組織のあり方、目指す方向性といったコンセプト次第でしょうね。


> だから、ぶっちゃけて言うと「で、日本 KDE ユーザ会はどうなの? 飛び入りで
> 手伝ってくれるような人が出てきて欲しいの? それともそんなの待っててもア
> テにならないから『ちゃんと責任持ってやってくれる人優先』で進めるの?」と
> いうことが知りたかったわけです。どちらを志向するかで「どうしておくのがベ
> ターなのか」も変わってきてしまうからです。

私は、日本KDEユーザ会は、
「ちゃんと責任持ってやってくれる人優先」で進めるグループ"でした"。
それが私の認識です。

今もそれ自体は変わっていないです。

「じゃあ、『ちゃんと責任持ってやってくれる人』って誰?」、
「どこまで優先にするの?」というのが今回の松本さんの問いである
と認識しています。つまり、バランスについての確認ですね。

そこは、phanectさんの問題提起、松本さんの問いを切っ掛けに
見直すべきなんじゃないかと思っています。私自身、ハッキリ言ってしまえば、
活動が縮小傾向にある状況下で、どう進めるか再考の余地があると思っていた
ところでもあるので。

そこで、より情報を公開するようにし、スタッフの定義と権限についても
見直すのが妥当だろうというのが、今の私の意見です。

情報公開については、できるだけ早く(今週中には・・・)運営に関わるような
意見・情報の交換をするMLを設置し、そちらに流すようにしましょう。


念のため、kuser、kdeveloperについても再度記述しておきます。

・kuser @ kde.gr.jpは、KDEやデスクトップに関するあらゆる話題を
 扱うMLとします。

・kdeveloper @ kde.gr.jpは、KDEの技術関係の話題(開発やパッチ作成など)、
 翻訳関係の話題を扱うMLとします。



> ●スタッフというポジションについて
[snip]
>
> ・インフラ管理だとかクリティカルなことの場合は、責任とセットにする必要が
>  あるので Novell の Employee のみに権限を与えるようになっている
>  # ただ、これにしてもちゃんと責任を果たすと宣言し、なおかつ責任能力があ
>  # ると認められれば、おそらくリジェクトされないと思います

今現在は、日本KDEユーザ会のスタッフをするとアカウントが
もれなくついてきますので(^^;、かなり慎重に参加してもらってます。

前にも言われていたような気がしますが、
スタッフMLは継続するとして、そこに参加しているだけのスタッフもありかなと。
今までは、そういう参加形態を想定していないので、作業などの仕方を見直す必要も
多少はあるかもしれないですね。

サーバ触る人とか、アカウントする人(kde.gr.jpのアドレスを付与する人含む)
は今まで程度には慎重にやる必要があるでしょう。


> 原則は、「こうしたい」「こうするべきだ」と思ったら、誰かに断る必要ないん
> でどんどん勝手に始めちゃってください。勝手にいじられちゃ困ることだった
> ら、勝手にいじれないように制限かけてあります。もし制限がかかっていて思う
> ようにできないことに手を付けたいなら、その時は相談してね…という感じです。

こういう原則は素晴らしいと思います。

今は、リソース不足であり、スポンサーもいない状況では
やれることは限られているのですが。

#根本的に、今は何か開発しているわけではない、というのもありますが・・・。

-- 
Daisuke Kameda
 Japan KDE Users' Group:  President
   mailto:daisuke @ kde.gr.jp  http://www.kde.gr.jp/~daisuke/
   twitter:https://twitter.com/daicki/



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